かくれインフルエンザってなに?

こんばんは、内科医Hideです。

 

今日は当直なので隙間時間でブログ更新していきます!

 

去年外来で診察していた際に

 

「テレビでかくれインフルエンザがいるって言ってて心配できました」

 

という30代の女性「心配 女性 イラスト」の画像検索結果

 

 

症状は咳が少しあるのみで、熱はなし、他に鼻汁や痰、倦怠感などの症状

 

さあ、あなたはインフルエンザの検査をしますか?

治療薬は処方しますか?

どんな説明をしますか?

 

結論からいうと、合併症リスクの少ない患者さんであれば、

 

検査も治療も必要なし!! 

 

です。

 

合併症リスクのある患者さんに関しては過去記事を参照してください。

 

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これを説明するには、まずかくれインフルエンザが何か、そしてその特徴についてを理解する必要があります。

 

【かくれインフルエンザが登場した背景】

 

かくれインフルエンザとは、インフルエンザの症状は軽度だけど、インフルエンザの検査をすると陽性になる人のことです。

 

これは検査の精度が上がったことや、症状が軽度の人が来院してその多くの人に検査を施行したことが背景にあります。

 

このような症状の軽度な人は、感染力が弱いという特徴があります。

 

そして仮にこれらのかくれインフルエンザを診断したところで治療をする必要性があるのか? という問題が浮上しますね。

 

さて前回の記事で書いたように、インフルエンザ治療薬は有症状期間を短縮させるのみで、合併症や入院の発生率を下げる効能は確かではない という特徴があります。

 

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この2つの現実を考えると、

 

かくれインフルエンザに対して積極的に検査や治療をする必要性は医療的には小さいと考えます。

 

しかし、かくれインフルエンザは感染力は低いといえども、やはり普通の風邪や感冒と同様手洗い・マスク・消毒など感染予防はしっかり行ってください!!