インフルエンザ 治療薬はなにがいいの?

こんにちは、Hideです。

 

今日は一段と寒いですね、、

風邪をひかないよう気を付けましょう!

 

インフルエンザ編もついに治療までたどり着きました。

今は吸入薬や内服薬、点滴薬とインフルエンザ治療薬は色々でていますが、どんな薬がいいのでしょうか?

 

【インフルエンザ治療薬】

 

〇ターゲットは、「合併症リスクの少ない外来患者さん」に絞ります。

合併症リスクに関しては過去の記事を参照してください。

*簡単に言うと、喘息や慢性的な心肺疾患や全身の合併症のない普段元気な成人

 

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タミフル VS ゾフルーザ

 

〈タミフル〉

タミフルに関しても様々な論文がでていますが、まとめると以下の通りです。

☆有症状期間

何も治療しない人と比較し、8~24時間程度の症状期間を短縮させる。

 

☆入院や重篤な合併症

減らすというデータも、減らさないというデータもある

 

☆副作用

嘔気、嘔吐が多い

 

有症状期間に関しては発症48時間以内に内服するということがポイントです。

3日前から熱がでて~という患者さんにタミフルを処方しても、その効果は薄く、嘔気や嘔吐といった副作用の弊害の方が大きくなってしまう可能性が高いです。

 

*ただし「合併症リスクの高い患者さん」「入院が必要なくらい重篤な患者さん」

に関しては、48時間以上経過した後でも効果はありますので積極的に使用しましょう。

 

〈ゾフルーザ〉

 

2018年に開発された新規薬剤です。

☆有症状期間

タミフルと効果の差はほぼなし

 

☆家庭内感染

 

タミフルと効果の差はほぼなし

 

新規薬剤であり、耐性と安全性の確保ができていない

というのが現状ですね。

 

ちなみに、家庭内感染という意味では、治療していない患者さんと、タミフル、ゾフルーザを比較しても差がないというデータもでています。

 

今回の話はあくまで、「合併症リスクの少ない外来患者さん」

に絞って話していることを忘れないでくださいね。

 

参考文献 かぜ診療マニュアル 

山本舜吾先生 吉永亮先生 上山伸也先生 池田裕美枝先生